冬の朝、素足で歩きたくなる住まい
2026.11.05

冬の朝、ベッドから起きて床に足を下ろしたとき。
冷たさに身構えることなく、そのままリビングへ向かい、薄い靴下のまま朝食の支度をしたり、子どもが床に座って遊んだり……。足元の冷たさを気にしなくていいだけで、冬の朝は少し伸びやかになります。
布施材木店のモデルハウスでは、床に触れたお客さまから「床暖房を入れているんですか」と聞かれることも。ですが、床暖房は使っていません。
それでも、思わずそう尋ねたくなる理由は、布施材木店がこだわり続ける無垢床にあります。
暖かさが、足元まで続くように
朝、暖かい部屋から廊下へ出た途端、空気がひやりと変わる。そんな小さな温度差も、毎日のこととなれば気になるものです。布施材木店では、エアコン1台でワンフロアを暖めることを基本に、住まい全体の暖かさを考えます。
そして、毎日足が触れる床には無垢材を。
なかでも杉は、内部に多くの空気を含む木材です。暖められた木肌のぬくもりがそっと伝わり、冬の朝も心地よい足触りに。また、湿気を吸ったり放出したりする性質もあり、夏はさらりとした肌触りです。
部屋を暖めること。
その暖かさを、足元でも心地よく感じられること。
住まい全体の暖かさと毎日触れる素材の心地よさ、その両方を考えることで、冬の朝にも自然と歩き出せる住まいにつながっています。
毎日触れるものだから、好みも大切に

床は、毎日足に触れるものです。布施材木店では、木の性質だけでなく、ご家族の好みも大切にしながら床材を選びます。
杉のやわらかな肌触りを好む方もいれば、色合いや木目から別の木材を選ばれる方もいます。
床は、家の中でも毎日、直接触れる場所です。性能だけで答えを決めるのではなく、実際に見て、触れて、「この感じが好き」と思えることも大切にしたいもの。
どんな暮らしをしたいのか、どんな素材が心地よいのか。
一人ひとりの声に耳を傾け、ご家族の好きなものを尊重しながら、その暮らしに合う素材を一緒に考え、ご提案していくことも、私たちの家づくりです。
素材の持つ性能を最大限に引き出すことが、私たちの役割。
図面には、床材の素材名を書き込むことができます。
ですが、冬の朝にその床へ足を下ろしたとき、どんなふうに感じるかまでは描かれていません。
だから私たちは、そこまで想像しながら、ご家族の”好き”が叶う住まいを考えたい。
スリッパを探さず、そのまま歩き出せる朝。
そんな何気ない冬の日常も、家づくりのひとつです。