材木店だから話せる「本物の木の家」
布施と森の物語
2026.09.10

森とともに歩む、布施「材木店」の誕生
家を建てたいと思ったとき、間取りやデザインよりも先に「どんな環境の中で暮らしたいか」を考える方がいます。そこで思い浮かぶのは、「朝、木の香りで目を覚まし、素足で床のぬくもりを感じ、深く息ができる家」と考えられる方も多いのではないでしょうか。
布施材木店がつくりたいのは、そんな「本当に価値のある家」です。そしてその原点は、家ではなく、森にあります。布施材木店のはじまりは明治43年。初代・布施平太郎が上越市吉川区で製材業を興したところから、この物語は始まりました。森の木を伐り、挽き、乾き具合を見て、一本一本の木の個性と向き合う。その経験を積み重ね、百年以上の時を歩んできました。

布施は「材木店」として、木を「建材のひとつ」としてではなく「暮らしを支える生きた素材」として考え、森とともに成長してきたのです。木は、木目も、香りも、強さも、やわらかさも、同じものは二つとありません。その違いを知り、適材適所で生かせるのは、長く木と向き合ってきた材木店だからこそ。昭和55年に建築部を開設してからも、その考えは変わりません。
ただ家を建てるのではなく、木の力を住まいに生かすこと。無垢材をはじめとする自然素材を大切にし、時とともに味わいを深めていく住まいをつくること。布施材木店の住まいづくりは、森から受け取った価値を、次の世代の暮らしへ手渡していく仕事だと感じています。